【実体験】遠距離介護を実感してみよう

介護

今回は遠距離介護をした日の1日の様子から、普段介護ってどんなことしてるのかを知って頂いたり、私が短い時間でやることをどうこなしているのかや、遠距離介護での困ったこと・良かったことなどをご紹介してみたいと思います!

後々振り返って、ああ、頑張ってたなぁって思えそうだし

介護の一日ってこんなことするんだって思ってもらえると嬉しいな

介護サービスを使ってない方はもっと忙しそうね

遠距離介護は時間内でどれだけできるかが勝負なところもあるわね

移動日は片道6時間かけて帰省しますので、当日は軽い掃除(自分が使う部屋・トイレ・お風呂・キッチン)のみ行い、買ってきた食材で夕飯をいただいて終了します

到着した日の夜から戦いは夜から始まります

遠距離介護・帰省中 ある日のできごと

0時 就寝

2時 母トイレ(ズボンが履けず介助する・私が誰なのか忘れる・介助嫌がる)

3時 母 寝る 私も寝る

5時 父起床 朝ご飯の準備(朝から晩まで酒を飲んでいる)

6時 両親2人朝食・私起床(朝食を食べないので片付けのみ)

6時半 母の身支度開始 パジャマ→普段着に着替え・トイレ介助・検温・薬

7時 母トイレにこもり、出てこない 父と口論になる(御近所迷惑w)

7時半 なんとか母をなだめ、トイレから母を連れてくる(父と私トイレにやっと入れる)

8時 洗濯(母のシーツなどの汚れていたりすると2回洗う)・布団を干す

8時半 デイサービス行く前に母眠くなる YouTubeでカワウソの画像を見せてお茶を飲ませる

9時 デイサービスへ送り出す(マスク着用し、着替を持たせる)

9時半 母の施設の見学へ父と外出(預けること前提で動いているが、父はまだ納得しない)

10時 父のマイナンバーカードの手続きに行く

10時半 病院で診断書依頼する・別日に再診 父の耳鼻科予約

11時 携帯ショップで両親の携帯の権利を私に変更する手続き(2人分なので待ち時間を入れて45分かかったため、途中で父が眠くなり車に寝かせる)

12時〜14時 食材・オムツなどを買う・銀行で通帳記入する

14時半 帰宅 購入したものをしまう・布団しまう・ベッドメイク・休憩(リンゴむく)

15時 今回は父が要介護1になったため、保険の説明にケアマネさん訪問

15時45分 母帰宅 身支度・手洗い・うがいの介助・トイレ介助

16時 食事の支度開始 同時に父のスマホの説明・設定など 母はお茶とTV

17時 風呂掃除・湯を張る 夕飯・片付け

18時 私風呂 父に母を見てもらう

18時半 母の着替え介助 父を風呂に入れる(自分で入れる・酒を持って入る)

20時 母横になる 父風呂から上がる(酒を飲む)私家計簿つける(作業中は両親がやたら話かけてきて進まない)

21時 それぞれ自由時間(ブログ作成なかなか進まない)母トイレに起きる・介助

24時 母パンツを濡らしてしまい、着替えさせて洗濯する(こんな時、乾燥機がないのであればいいなぁと思う)

1時 就寝 

遠距離介護でのやるべきことをスムーズにするコツ

やりたいことをリストアップする

これは介護生活が始まってすぐやるようにしたことで、毎回帰る前に必ずやっていることです

むしろこれをやらないと慌てるばかりで結果何も出来なかった、、ってことも

今回の帰省中のやることリストはこんな感じです

・母のグループホームの見学

・母の診断書もらう

・父の耳鼻科

・父の介護認定後の手続き

・父自動車免許講習を受ける(車もないので、必要ないのだが言うこと聞かない)

・両親のワクチン接種

・両親の携帯の権利の譲渡手続き

・両親のマイナンバーカードを作る

・12月分のオムツを購入(介護用品補助の6200円分)

・作り置き

・掃除(換気扇・エアコンフィルター・排水溝)

・クッション買い替えたい

やることリストをこなすコツ

まずは優先順位を付けます

役所・病院・ケアマネさんの手続き関係など、時間や曜日の制限があるものから予定を組んでいきます

例えば、耳鼻科は火・木の午前中のみしか診療がないとかの場合もあるので、その時間も予めチェック

それと、デイサービスやショートステイを利用している時は、その時間を最大限に有効活用します!

母を診なくて良い時間はかなり貴重です!車での移動が長い場所への用事や、母のいつもいるエリアの掃除はこの時間でないと出来ません

でも、今回一番伝えたかったことなのですが、出来なくてもヘコまないということが大事です

何で!?って言うような、イレギュラーなことは毎回起きます

むしろ、出来たことを褒めるくらいの気持ちでいきましょう!基本、介護って誰も褒めてくれないし感謝されないので、自分で褒めましょう!!

遠距離介護の困ったこと

・電話で聞いたことと実際見たのでは全然違う(電話では体調不良を隠す)

・移動にお金がかかる(これは覚悟してやってるので仕方ないですね、、)

・掃除が1ヶ月分溜まる(こまめにやるのが一番楽)

・お金の管理がチェックしずらい(ゆくゆくは通帳を預かってこまめに記帳しようかな)

・帰り際に両親がもめる(娘にいてほしい)

遠距離介護で良かったこと

・施設に優先してもらえた(切羽詰まっているので汲んでくれたみたいです)

・親のわがままにも優しくなれる(限界はありますが笑)

・夫の優しさがわかる(自立している夫が神に見える)

・人に頼れる(頼っていいという安心感)

・故郷の良さを再確認(季節の食べ物や景色)

この2年で改善できたこと

・待てるようになった(母・父のペースに寄り添う)

・両親と大事な会話ができるようになった

・掃除や運転が上手くなった

・人見知り・潔癖が緩和した

まとめ

遠距離・在宅に関わらず、介護は感じ方も考え方も人それぞれで、正解が分からないまま進んでいくしかないと感じています

介護を想定してなかった場合にはかなり混乱しますし、泣きたくなることもあると思います

でも、その段階ごとに落とし所があると思うんです

今はここまでできるからやってみよう

やっぱり出来なくなりそうだから介護サービスに頼ろう

そんな試行錯誤を繰り返してだんだん形になっていきました

真夜中ですが、今まさに母がトイレに行こうとしています笑

こんな日々を後からいい思い出だったなと思える選択をその都度できたらなと願ってます

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